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自転車:トライク

2017年3月28日 (火)

トライク・コブラ内装変速Di2化、モーターユニット

 トライク・ヴァイパーの外装11速Di2化に続き、今度は
トライク・コブラ、内装変速Di2へのカスタムです!
サイクリストは外装変速機の方を好まれますが、それは段数の少ない時代からの引きずりで、現在、段数では満足のいけるレベルにあります。
 内装のメリットはチェーントラブルが少ない。
止まっていても変速できる。
 ヨーロッパでは内装変速は人気があります。

 カスタム依頼のS氏はすでにMTBを内装11速に、ロードを内装に改造してあり、内装の良さを知り尽くしています。さらにDi2もロードのフィブラとアンカーをカスタムしてるので、こちらの良さもわかっています。
 3輪リカンベントのトライクではチェーンが長く、重くなるので内装は威力を発揮します。
また、変速レバーをDi2にするとかなり使い勝手がよくなりますねー。

 内装Di2では、ディレイラーに相当するモーターユニットMU-S705で変速しています。
後輪ハブの外側にセットします。
Mus705

 発注したブツが来てアレレ?!
11速用が着ました! 8速が欲しいのでしたが(><)
下の画面上の本体裏にも11Sのシールがあります(><)
専用なの? 兼用じゃあないの?ディーラーカタログでは「11S/8S」となっています。
ハブのように違う品番ではないの?
P3272377
これは実は兼用で、本体は11速にも8速にもなります。
E-tubeでPCと繋いで、内部をエレクトリカル・カスタムで変更するのです。
本体に切り替えスイッチがあるわけではないです。

 まだパーツを集めている段階なので、モーターユニットとモニターだけE-tubeでPCと繋いでいじることはできるのだろうか?
モーターユニット~ジャンクションA(今回はディスプレイSC-MT800)~内装バッテリーチャージャー(SM-BCR2)~PCと繋げます。

P3272374
 E-tubeソフトを立ち上げると、まずバッテリーチャージャー(SM-BCR2)のファームアップが始まります。
 その後、システムが完全ではないとか、新しい内装バッテリーもしくは新しい外装用バッテリーホルダーを繋げろとか、文句を言われますが、無視して先に進みます。

 今度は繋がっているシステム、モーターユニットとディスプレイSC-MT800のファームアップをするか聞いてきますので、それぞれバージョンアップしました。
モーターユニットは2.2.1から2.4.4
ディスプレイは4.0.9から4.2.3へ
Etube_sty_fup
 今度はメインメニュー画面から「カスタマイズ」をクリックして、「モーターユニット段数設定」をクリックして
Etube_sty_p4
11速か8速を選びます。
無事に8速化されました。
Etube_sty_dansu

 なお内装Di2では変速調整は無用とのことです。

変速レバーはスイッチなので、8速用も11速用もないです。
今回もロードTTバー先端スイッチを使います。
モーターユニット(変速機)で段数を決めれば良いのです。
 そう考えていくと、ロードやMTBのDi2もデジタルカスタマイズで5速でも6速でも7速でも可能になるのではないでしょうか?そんなことができたら面白いですね。

2017年3月24日 (金)

トライクのデュアルブレーキ

 3輪リカンベントのトライクでは、ブレーキは3セット必要です(日本では。英国では前輪用2セットのみでもOK)。
 右レバーで前輪二つを制動するブレーキを使っています。レバーからダブルワイヤーが出ていて、左右のワイヤー式ディスクブレーキを操作します。
Pc290005_2
 左右同時に制動させるにはシビアな調整が必要です。片方が先に効くのはまずいですからね。
 力も1/2になります。
 ワイヤー式ディスクブレーキ自体は充分制動するのですが、油圧ディスクに慣れてしまった方には不満があるようです。

 油圧ディスクでなんとかデュアルブレーキにしたいと思いました。
油圧だとエア抜きの問題もあります。デュアルでうまく抜けるのか?
でもシマノの「ワンウェイ・ブリーディング」機構ならエア抜きもクリアできそうです。
1427706288822


 左右のキャリパーを連係ホースで繋ぐように改造したいです。
LキャリパーのレバーへのホースをRキャリパーの注油口に繋ぐのです。
(下図のピンクの矢印はセッティング時のオイルの注入方向。実際の運用でのオイルの流れは逆方向になります。)
Dualbr
 連係ホースの接続部はLはオリジナルのままのバンジョースタイルですが、Rとのジョイント部を特別に作ってもらわなくてはなりません。
 通常のRのそこは注油口、ブリードニップル。
R0015577
P3242344
ホースのレバー側接続は下図のように
コネクティングボルトを思い切り締めこむと真鍮製の柔らかなオリーブが潰れてレバー内を満たして固定されます。
Olive Hysthose2
 なので特殊なジョイント金具は、
・ホースの受け側にコネクティングボルトのメネジを持ち。
・キャリパーRとの接続側にブリードニップルと同じオネジを持つもの。


 繋がって、内部がオイルで満たされていれば、レバーを握れば、パスカルの原理から均等に力が掛かるはずですねー。

2016年12月31日 (土)

Di2電動変速シンクロシフトとは

 Di2電動変速は、確実な変速を、小さな力で素早くやってくれる魅力は、ギリギリで走ってる人には大きな魅力になっていますが、さらにプラスアルファな機能も素晴らしい。
 通常の電動はマニュアルシフト、それに対して、オートのシンクロシフトとセミシンクロシフト! 

 シンクロシフトは、端的に言えば、リアレバーだけでも、フロントを自動で動かし、連続したギヤレシオで変速していけるシステムです。
 通常はフロントを軽くすると、ギヤ比落差が大きいから、リヤを少し重くしますが、それを自動でやってくれます。
 フロントを操作してリアを追従させるセミシンクロモードもありますが、フルシンクロモードでは、片方のレバーの2ボタンのみでOKです。
 ライダーはギア比を上げるか下げるかの操作だけで、前後ディレイラーを別々に操作することから開放されます。
 シンクロシフトは2015発表のMTBコンポXTR2016モデルから搭載され、2017ラインナップではデュラエースやアルテグラやXTでも可能となりました。

 Di2では自分でボタンの役割設定ができるから、右の二つのボタンとも「ギヤを軽くする」にして、左ボタン二つを「ギヤを重くする」に設定して使うこともできるだろうし、フロントブレーキコントロールを重視する人は、左の二つのスイッチで操作することも選択できるだろう。
 現在手がけている三輪トライクの操縦桿ハンドルでは、TT用バーコン型スイッチをワンボタン左右ペアで使う予定。

 なおDi2では変速タイミングを自分で設定もできるけれど、プリセットで二つのモードが用意され、選ぶことができます。 それが下の図:シンクロマップ。

シンクロマップ・トリプル
ヨコが前ギヤ。C:アウターギヤ。B:センターギヤ。A:インナーギヤ
タテがリアスプロケット、1がローギア、11がトップ
グレーの矢印が軽いギアへ、黒矢印が重いギアへ。
トリプルのシンクロ1と2では、アウターx最大ローには入らない設定です。伝達効率が悪いし、チェーンとスプロケットへのダメージが大きいからです。
 軽くする流れは1も2も同じ。
最大ローの手前でフロントがセンターに入り、リアが一段重くなります。
センターでは3→2→1と変わり、今度はインナーに落ちて、リアが一段重くなります。
 重くする流れが、モード1と2で前ギアが隣へ移るタイミングが変わってきます。

Cynmpt
ダブルのシンクロシフトマップ
 Wではアウターxローに入ります。さらに軽くすると前がインナーに落ちて、スプロケットは1段重くなります。

Cynmpw
 なおこれらのシンクロシフト1と2、マニュアルシフト(電動シフトをシンクロでなく手動で行なう)はディスプレイモニターを使えば、モードボタンで簡単に変えることができます。
プリセットで入ってるので、モードボタンで選ぶだけ。PCでのセッティングは不要です。
MTBコンポでシンクロモードを使う場合はこのモニター必須です。
Scm9050

ところでシンクロマップを見ていて気付いたのですが、インナーxトップなどのグレーの使わない領域!ここにディレイラーが行かないということは、RDのキャパシティが少なくて済む!=プーリーケージの短いRDでOKということです。
たぶん2018モデルではプーリーケージの短い軽量タイプが発売されるのではないでしょうか?

2016年12月28日 (水)

トライク・ヴァイパーDi2計画、FD取付

トライクをDi2化するにあたって、見落としがちな注意点があった。
フロントディレイラー(以下FD)の取付けはブーム先端のBBから延びる擬似シートチューブ:シートはないからFDホルダーとでも呼ぼうか(もっともBB自体もボトムではなくフロントなのだけど)。通常と較べ高さと下限の制限があります。
 それの制限が、Di2のFDや前ギヤ数によって関わってくるかもしれない。
Bb
上の写真は48x38x28Tで普通のFD、プレートのほぼ横に取付けバンド
ところがDi2のFDはXTRもXTも事情が違ってきます。

Xtrdi2fdband

FDプレートから上に大きくて、通常の取り付けバンド位置が高いのです。
このFDそのものをトライクの48T位置にFDを持って来ようとするとオーバーしてしまいます。
しかし、実は取付けバンドは別パーツで種類があります。
上の装着例に使われているのは、ハイマウントタイプのマウントアダプターSM-FD905-H
Smfd905h
ローマウントタイプのマウントアダプターSM-FD905-Lを使えば解消されそうです。48Tならば。
Smfd905l

ところが!
今回XTのDi2化を検討してるのですが、XTのDi2FDはダブル専用で、トリプルはありません。現時点ではトリプル希望ならXTRです(><)
そしてダブル前ギヤは38Tが最大です。青いトライクのセンターギヤの高さです。
そこまでFDを下げると・・・
Pc250237
今度は下限に支障が??
これはトリプル48TアウターでのノーマルFD位置ですが・・・。
通常はチェーンステイがある位置に、トライクでは角パイプのブームが、ノーマル自転車よりはUP角度で付いています。
写真ではFDのプレートが下がると干渉するように見えますが、角パイプの外側なので大丈夫。そちらではなく、ローマウントタイプのマウントアダプターSM-FD905-Lの下部が干渉してどのくらい下げられるかが微妙です。
下がったら、ハイマウントバンドでも使えるか微妙ですねー。ハイだと付かないかもしれないけど、ローだったら付くことは付く(ギヤ歯先~プレートの間隔はともかく)。
マウントに中間タイプがあったら問題ないのですがね。

--------------------
<追加>
さて実際は!
・48Tアウターではローマウントでこの位置。
ハイマウントは不可ですね。
ローマウントでFD上部がかなり上に出っ張っていますが、その部分はシートチューブの支えや突っ張りはないので、これでなんとか大丈夫。
P1050500
・ダブルで38Tアウターに合わせて、ローマウントでこの位置。
下との干渉はまったく問題なかったです。
ハイマウントでは無理そうですね。
トライクにはローマウントタイプで!
P1060506

--------------------
最終的に必要なパーツ
(ただし、3x9速⇒2x11速化も含まれる)
・DHバー用リモートシフター SW-R9071 ¥28823
・ディスプレイ SC-MT800 ¥14254
・ビルトインバッテリー BT-DN110 ¥14412
・バッテリーホルダー SM-BTC1 ¥7812
・内装バッテリー充電器 SM-BCR2  ¥9669
・コード EW-SD50 1400mm ¥2,465
・コード EW-SD50 1200mm ¥2,417x2
・コード EW-SD50 550mm  ¥2,252
・コードジョイント
・RD RD-M8050 Di2 GS ¥29,743
・FD FD-M8070 Di2 2×11 ¥19,215
・FDバンド SM-FD905 ローポジションバンド¥2,367
・スプロケット CS-M8000 11S 11-42T ¥10,322
・チェーン CN-HG601 11S ¥2,638x2
・クランクセット FC-M8000 28×38 170 11S ¥20,532
・BB BB-MT800 BSA BC137 ¥2,711

2016年12月24日 (土)

トライク・ヴァイパーDi2計画、スイッチや配線

Trkdd


 H氏のトライクのDi2化計画がもちあがりました。
 3輪リカンベントのトライクのシフトはグリップシフト。
しかもハンドルに逆さまに付いているので、小指・薬指&親指で操作しなくてはならない。とてもやりにくい。
奥のオレンジのトライクは後日バーコンに改造しています。
 トライクほどDi2電動変速システムの恩恵を受ける車種はないのでは?

 部品のレイアウトも普通と違うし、部品も普通と違うので工夫がいります。
1)変速レバー(スイッチ)に何を使うか?
2)ジャンクションAとB、バッテリーの位置をどうするか?
3)エレクトリックワイヤー(コード)の取り回しをどうするか?

 さてどうしよう?
1)変速レバー(スイッチ)
 Di2の場合、メインのシフトレバー(スイッチ)に加えて、サブスイッチを使い勝手のいい所に増設できるのが魅力です。

 トライクのハンドルはほぼ垂直に立っていて、ブレーキレバーは逆さまに付いています。通常のシフトレバーは使えません。なのでDi2の増設スイッチをメインとする使い方になります。

 当初のご希望はスプリンタースイッチSW-R610、¥12031。小型で目立たなく、アチコチに使えます。ドロップハンドルの場合、下握りや上握りなどに対応できます。
Swr610
トライクではハンドルのグリップ上部につけて親指操作か、もしくはグリップ下部に付けて小指操作か?
 ところがこのスプリンタースイッチSW-R610、単独使用は不可です。STIレバーと併用の子機としてのみだったのです。ICも入っていませんから価格が低いのですね。

 サテライトシフトユニットSW-R600、¥9660。
通常ドロップハンドル中央で上握りで使ったり、トライアスロンバーの先端に使われたりします。どこにでも付けられるので、昔のWレバーへのオマージュでダウンチューブにだって付けられます。
 こちらは子機としてではなく、単独使用OKです。
600
トライクの操縦桿ハンドルにはどうでしょう? ところでトライク、直線ではけっこう手放し運転ができます。それで、両手を頭の後ろで組んでヘッドレスト代わりに支えて走ることがあるじゃあないですか。その時に襟元の背もたれのとこにコレがあったら変速できますよ。

 DHバー用リモートシフターSW-R671とSW-R9071。
Swr671
Sw9071
どちらもDHバー先端にバーコンのようにつけます。トライクの操縦桿ハンドルにも良さそうです。こちらも子機としてではなく、単独使用OKです。
その違いは

SW-R671は2ボタン左右ペア、¥21708

SW-R9071は1ボタン左右ペア、¥28823

 なぜに1ボタン? リア用のみにシフトアップとダウンです。TTバーを使う時は登りはまずありえないという設定でしょう。
 でもシンクロシフトを使えば、右でロー側へ、左でトップ側へと単純化できて、リヤもフロントも動かせてしまう仕様にできます。
 それが一番使いやすいのではないでしょうか?

実際のトライク
 ワンボタン、左右ペアのSW-R9071です。そもそもリヤ用のアップ&ダウンスイッチなので、シンクロ用にするにはPCで設定するかと思ってましたが、
シマノのディスプレイユニットにつないで、シンクロ2モードを選ぶだけで、設定は他にしないでも、きちんと前後シンクロしてます。
マニュアルモードにすると、リヤディレイラーのみしか動きませんでした。PC不要なので手間がはぶけてよかったです。
 コードはバーの中を通すのではなく、外なのでグリップではなくバーテープです。
チネリのバブルリボンの二重巻き。一本のテープで左右二重巻きOKです。
一本余るので、消耗したらまた使えます。

P1100628

2)ジャンクションAとB、バッテリーの位置
 通常のロードのDi2システムフォーメーションは以下です。それをトライク向けに
Di2haisen
 今回ジャンクションAはディスプレイがその役をします。
というか、MTBコンポでシンクロシフトにするにはディスプレイ使用は必須です。
純粋にジャンクションAとしては十字フレームの中心がいいのですが、
ディスプレイとしては見やすい位置で取り付けやすい場所として、右ハンドルに設置します。

 バッテリーの位置、フレーム内に内装も検討しました。フレーム前部のブーム(BBのある)は抜けるので、バッテリーは何本でも入りそうです。
でもシートの裏側にいくらでもデッドスペースがあるので、そこに内装用バッテリーを外付けホルダーで止めます。そしてこれがジャンクションB機能を兼ねるのでありがたいです。

3)エレクトリックワイヤー(コード)の取り回し
 ジャンクションAとB、バッテリーなどシステムの位置が決まってからでないと、コードの長さを決められません。色々なパターンを考えましたが、最終的に下の写真のようにします。
 コードは長さが決まったものが数種類用意されています。コードを切って長さを調整するコトは通常はしません。

 システムの位置を結んで測定して余裕をもって長めに設定します。
Trkdd2

入力の左右のSW(スイッチ)からJA(ジャンクションA:今回はディスプレイが兼ねます)へ、
JAからJB(ジャンクションB:今回はバッテリーホルダが兼ねます)へ、
JBからRD(リヤディレイラー)とFD(フロントディレイラー)へ
以下の5本が必要です。

SW(スイッチ)からJA(ジャンクションA)が40cmと110cm
JAからJB(ジャンクションB)が100cm
JBからRD(リヤディレイラー)100cm
JBからFD(フロントディレイラー)140mm

シマノで用意しているコードの最長は140cmです。

それぞれのパーツを独立したコードで繋ぐのですが、今回使用のスイッチSW-R9071は製品からコードが延びているスタイルです。SWから伸びているコードは62cm限定です(><) 右はいいとして、左SWからは110cm必要です。
切断して間に市販コードを延長させてギボシ接続加工をして対応させようとも思いました。
でも端子変換用のパーツが手に入りましたので、ジョイント金具にしてシマノのコードを繋げて延長できます。高周波ケーブルアンテナ端子の端子変換用のパーツです。

Pc220203

------------------------------------------
<追加>
 コードが長くなってしまうと、電気信号がうまく伝わらないことがあるとシマノに脅かされました。
トライクなんか想定してないと言われてしまいました。タンデムくらいは想定して欲しいものですよね。

上の方にあるシステムフォーメーション図には各コードの長さ制限まで明記されてます。
シマノ規定の長さ/実際使ったサイズ
・シフトスイッチ~ジャンクションA:50cm以下/62cmと117cm
・ジャンクションA~B:140cm以下/120cm
・バッテリー~FD:90cm以下/140cm
・バッテリー~RD:110cm以下/120cm

ほとんどオーバーしていますが、問題無く使っています。 フォームアップ規制とかしないでくださいよ!

 

2016年12月22日 (木)

Di2 システムインフォメーション・ディスプレイ

 クルマを運転していて、眼の前のメーター類が無かったら?
距離計はまあ無くてもあまり支障はない。
スピードメーターは、まああまり飛ばしすぎなければ無くてもなんとかやっていける。
しかし燃料計がなかったら、おちおち安心して走っていられないー。
 自転車の場合は動力が人間だから、止まってしまう事はないけれど、Di2はバッテリー切れで変速不能になってしまう。
 実際にランの途中でバッテリー切れになってしまい、難渋した方も少なくないです。
 Di2のバッテリーの持ちは、フル充電で平均的なシフトチェンジ回数だと700~1000km程度だと言われています。
 Di2の場合、基本的なバッテリーチェッカーは付いています。
ジャンクションA(通常はハンドルステム下)にはバッテリーの残量チェック用LEDランプも付いており、
スイッチを長押しすると、残量に応じて緑点灯(100%),緑点滅(残50%),赤点灯(残25%),赤点滅(残0%)が表示され、残量を視覚的に認識可能です。
P5100281
 しかし、コレ、クルマで言うならば、燃料計がハンドルの下にあって、ボタンを押さないとわからない状態に等しいですね^^;。
 また、枯渇してくると、まずFDが動かなくなりますが、FDは普段は使わないから、平地だと気が付きません。

 やはりバッテリーの残量は眼の前で表示していてくれた方が安心ですね。
それには二つの方法があります。
なおどちらの方法も、もう一つの特徴、入ってるギヤポジションを表示してくれる機能があります。

1)Di2システムのオプションのディスプレイを追加する。

M9051 SC-M9051 ■システム状況を一目で確認可能:バッテリーレベル/ギアポジション/シフトモード (シンクロナイズドまたはマニュアル)/SUS ポジション (登り/トレール/下り) ■シマノシンクロナイズドシフト モードスイッチ:3モード選択可能 (S1/S2/マニュアル)。シマノシンクロナイズドシフト時は作動告知音でお知らせ ■MTBでシンクロナイズドシフトの設定には、SC-M9051が必要です ■細やかなディレーラー調整:簡単操作のアジャストモード。確認容易な数値表示 ■ジャンクション A 機能:バッテリー充電ポート。E-TUBE ポート:3 ■ワイヤレス通信:スマートフォンやタブレットからもカスタマイズが可能 ■重量: 30 g

 ディスプレイはバッテリーシステムによって適合が違ってきます。
・2016までの物にはSC-M9050 かSC-S705
・2017からの新内装バッテリーBT-DN110や外装バッテリー用新マウントBM-DN100に対応するディスプレイは
SC-M9051 ¥15650
SC-MT800 ¥14254 (上との違いは保証が3年か2年か)
SC-M9050も可能

☆MTBのシンクロシフトには上のディスプレイのどれかを使うことが必須です。
これがジャンクションAになってますから。

2)ANT互換性のある他社サイコンやGPSにワイヤレスで飛ばして表示させる。
Gminedge510
GARMIN Edge510との連帯。こんなにDi2の情報を表示してくれます。
ギヤがどこに入ってるかわかるのもありがたいです!
異業種間の素晴らしいコラボ!
つねにGPSを装備してる人にはいいですが、付けてないで乗るときには注意したいですね。

2)のワイヤレスで飛ばす方法はふたつあります。
2-A)ワイヤレスユニット追加
EW-WU101

Ewles

RDとジャンクションBの間にワイヤレスユニットをセットします。
Smeww01 ワイヤレスユニットはバッテリーシステムによって適合が違ってきます。
・2016までの物にはSM-EWW01 
・2017からの新内装バッテリーBT-DN110や外装バッテリー用新マウントBM-DN100に対応するワイヤレスユニットは
EW-WU101(MTBサスペンションモード対応)¥7812(写真上)
EW-WU111¥7958(写真下) かなり小型に。
P3031982

2-B)ディスプレイから飛ばす。(って、ディスプレイに表示されれば必要ないのですけど)
スマホやタブレットとのワイヤレスEチューブ接続に使います。(2-Aの方ももちろんこちらの機能もあります。ただしSM-EWW01は不可)
ディスプレイは旧モデルは不可です。
2017モデルの新しいバッテリーシステムでSC-M9051とSC-MT800
なお、ワイヤレスチップの入ったAとBを同時に使うことはできません。

よく読むと実は複雑です。
 実は新しいワイヤレスユニットと新しいディスプレイユニットはANTプライベートとブルートゥースLEです。
ANTでサイコンやGPSとつながり、ブルートゥースでスマホやタブレットとつながります。
 片や旧ワイヤレスはANTのみでサイコンやGPSとつながるのみです。
 そして新しいワイヤレスシステムを構築するには、新しい内装バッテリーか新しい外装バッテリーホルダー(外装電池は前と変わらず)が必要です。
新しいバッテリーシステムはこの通信システム対応なので高額なのです。その境は2016.

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トライクでのディスプレイ位置
右のハンドルに付けました。
ディスプレイからシンクロモード設定やディレイラーの微調整ができて、便利でした。
PCに繋がなくてもOKでした。
P1100635

2016年12月13日 (火)

Di2 バッテリーと周辺機器について

 電動変速システムDi2(シマノ)のバッテリーですが、今まではフレームに内装するか、外装するかの単純な二つの選択枝でした。
 もう一つ増えたと言うことと、さらに周辺機器までトータルに考える必要があるようです。

 外装バッテリーは下の写真の位置にボトル台座を併用して付けるか、専用台座があればダウンチューブやチェーンステイの下に装着します。
バッテリーSM-BTR1 ¥7077 
バッテリーマウント ¥10130~¥10606(サイズによる)
P5070194

内装はシートポストもしくはシートチューブへ入っています。
SM-BTR2から新しいタイプへ BT-DN110 ¥14412
こちらのホールドはフレームやポストによります。極論すればプチプチ緩衝材を巻きつけて入れておいてもOKです。完全内装型の場合は、台座について迷うことはありません。
バッテリーセルに加え、バッテリー台座のファームウェアも入っているのです。
Smbtr2
 
 しかし、もう一つ、内装電池を外装するという選択枝がでてきました。
えっつ?? なんでわざわざ内装用を外に????
Smbtc1_2
SM-BTC1 ビルトインバッテリー用外付け式バッテリーホルダー
ボトルケージ台座を利用して、携帯ポンプのように取り付けます。¥7812
そもそもMTB用で、リアサスの形状によっては外装バッテリーが付けられないことを想定のモデルです。しかし、ロードにも付けられるので最近にわかに浸透してきています。
 通常の外装バッテリーよりもスマートに付けられます。
 これのメリットはジャンクションB機能があることです。
通常はBB下にあるコードのターミナルであるジャンクションBを省けます。
通常のジャンクションBに繋がるコード(シマノはエレクトリックワイヤーと言ってますが、しゃらくさいのでコード)は、ジャンクションAからのコード、バッテリーへ
、FDへ、RDへ、と4本のコードが出ています。 こちらを使えばコードも1本省けますね。

容量は外装バッテリーも内装バッテリーもまったく同じなのです。
重量ですが、
1)外装バッテリー70g+バッテリーマウント50g+ジャンクションB8.6g+コード1本5.5g=134.1g
   コスト:¥7077+¥10368+¥2817+¥2227=¥22489(+充電器¥7275=¥29764)
(外装の場合、コードを外回しにするか内装するかでバッテリーマウントとジャンクションBの価格は若干変わってきます。上はコード外回し時)
2)内装バッテリー50g+外付けケース小物一式83.3g=133.3g
   コスト:¥14412+¥7812=¥22224(+充電器¥9669=¥31893)
 重量はそれほど変わりませんが、コストは充電器まで入れると外装の方が安いですね。

バッテリーの充電
充電器は必需品です。
内装バッテリーか外装バッテリーかで選択肢が異なります。
シマノ・SM-BCR1 外装バッテリー用充電器(ケーブル別売)¥7275
Smbcr1
写真には電源ケーブルがついてますが、別売りです(SM-BCC1-3)¥637
ケーブルくらい付属しても良かろうと思うのですが、日本仕様とか海外向けとかあるようです。


シマノ SM-BCR2 内装バッテリー充電器(ケーブル付属) SM-BCR2 ¥9669
Sm_btr2_charger
こちらは、バッテリーを自転車から外すことなく、ジャンクションAの充電ポートにつないで充電します(モニターディスプレイにも充電ポートあり)。
Jajdprt
こちらは電源ケーブル付属です。
家庭コンセント用ではなく、USB(Type-A)でPCもしくはアダプター経由でコンセントということになります。
 USBは1A以上の供給能力が必須となっているので注意です。
コンセントからUSBに変換する市販のアダプターも出力1A以上の物を使います。
 ところでUSBが使えるので、クルマで移動中でも充電できるし、出力1A以上のモバイルバッテリーも使えます。
つまり、心配でスペアバッテリーを持ち歩く人は、シマノ製の純正でなくともモババッテリーで済むということです。
走りながら充電しながら運用可能なようです。

 この内装バッテリー充電器SM-BCR2にもう一つの大きな機能があります。
PCと接続して電子的にいじれる機能もあるのです。
e-tubeプロジェクトというソフトを使って、Di2機器の状態を確認し、調整を行うことが出来ます。各部品のファームウェアアップデートが出来ます。
 PCとの連帯は、SM-PCE1でもできます。
こちらは充電ポートではなく、通常のポートを使います。
なので個々のパーツに直接アクセスできます。
こちらには充電機能はありません。
それでいて価格は内装バッテリー充電器SM-BCR2の倍の¥21045です。
うーん、外装でもSM-BCR2使う方がいいような気がします。しかもそのうえ外装用充電器も買わないとなりませんが。
(内装バッテリー充電器SM-BCR2では外装バッテリーを充電できません。うーん、できるようになぜしない?)
そう考えると外装より内装バッテリーの方が魅力的ですね。
 もっともPCとの連帯は、2017モデルの新しいシステムから、ブルートゥースを使って無線でタブレットやスマホと連帯できるようになりました。

Smpce1
Etube

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追補
SM-BTC1 ビルトインバッテリー用外付け式バッテリーホルダー
 これをシートチューブに付ける場合、小さいフレームに付くかサイズを知りたいという質問がありましたので、測ってみました。
 なおコレは裏表があります。シートチューブの左に付けるとなると裏付けになりますが、なんとか付けられそうです。グリスで防水した方がいいかもしれませんが。
Smbtc1size1
Smbtc1size2 上付けで、465サイズのフレームでトップチューブ下~BB中心40.5cmのロードでこのくらいの余裕。
ボトル台座の高さとトップチューブの高さによりますが、上のボトル台座からトップチューブ下まで16cmあれば付きそうですね。

Smbtc1size3下付けだと、ダウンチューブと下ボトル台座間が7.3cmだと、少し削らないと付きませんー。
加工すればこれでも付きそうですが、無加工だと8cmくらいは欲しいですね。

--------------------------------------
<追加>
内装バッテリーを自転車から外して充電できるか?

@できます!
バッテリー
 BT-DN110~コード~ディスプレイSC-MT800(もしくは充電ポートのあるジャンクションA)~~内装バッテリー充電器 SM-BCR2~~市販のUSB-ACアダプター~~コンセント(もしくはモバイルバッテリー)
P1050492

----------------------------------------
トライクではどこに設置したかというと
シートの裏側です
バッテリーホルダーは裏向けにつけています。
キャップを外すボルトにアクセスしやすいように。
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設置にはシートのフレームパイプに、キャットアイの取付バンドSP-5でつけました。
ジャストな大きさです。
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