2019年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

自転車Di2:電動変速

2019年3月25日 (月)

9070系Di2デュラをシンクロシフト化とBluetooth接続化

今回のオーナー様のご要望は、 9070系Di2デュラエースをシンクロシフト化とBluetooth接続化です。
Bluetooth接続化すれば、スマホやタブレットとつながり、PCと接続せずに外でもDi2の設定をいじることができます。

☀ 第2世代のDi2デュラエース 9070系をシンクロ化するには、ハードとソフト2点の変更が必要です
A)マスターユニットであるバッテリー系のハードウェアを刷新する。
-1)内装バッテリーの場合はBT-DN110
-2)外装バッテリーの場合はバッテリー自体は以前のでOKですが、新マウントBM-DN100 へ交換。
B)E-tube Projectアプリでファームアップする

P3199678
今回、トレック・エモンダのシートチューブにバッテリーが内装されているので、引抜きます。

P3199679
新しいバッテリーはいつのまにか薄い紫色になりました。
オーリングとアダプターを付替えます。
フレームにただ挿し込んであるだけ。

☀ Bluetooth接続にはワイヤレスユニットを変更します。
 旧型と新型ワイヤレスユニットは働きが違います。
2017年から新型になりました。
 旧型はANT接続のみでサイコンやGPSとつながるのみです。
 新型はANT接続とBluetooth接続が可能で、サイコンやGPSとつながり、さらにスマホやタブレットとつながります。
 そして新しいワイヤレスシステムを構築するには前記のシンクロ対応の、マスターユニットであるバッテリー系も新しくないと対応しません。
逆に言えば、Bluetooth接続化すればシンクロシフトも使えてしまうわけです。
そしてE-tube Projectアプリでファームアップも。

新型ワイヤレスユニットは3種類あります。
・EW-WU111 フロント直列割込み型
・EW-WU101 リア折り返し型
・SC-MT800(またはSC-M9050) ディスプレイユニット(ジャンクションA兼用)のワイヤレスユニット
ワイヤレスシステムを新たに加える場合は、ディスプレイ以外ではエレクトリックワイヤー(コード)150mmも必要になります。

P3199677
リア旧型ワイヤレスユニットから新型ワイヤレスユニットEW-WU111 フロント直列割込み型に交換
P3199680
リア用ワイヤレスユニットは新型もありますが、今回はフロントタイプに。
ジャンクションBからのコード(エレクトリックワイヤー)⇒ ワイヤレスユニット⇒150mmコード⇒RD
その配線を変更します。

P3199682
ジャンクションBからのコード⇒ RD に直。だいぶスッキリしました。新型リア用は需要があるのかな?

P3199683
ジャンクションA(今回はディスプレイユニット)からジャンクションBに行くコードの途中に、新型ワイヤレスユニットEW-WU111を割り込ませます。
それには短い150mmコードが必要。これはリアから外した物を流用。
ディスプレイユニットがワイヤレスユニットを兼ねたSC-MT800(またはSC-M9050)もありますが、今回は旧型ディスプレイをそのまま使います。


P3199684_1
ブレーキケーブルに装着したワイヤレスユニット


-------------------------------------
次は自転車とPCをつないで、ソフトをアップデイトします。

PCとエモンダをEチューブで繋ぐと、まず充電器がファームアップされました。

Di2etb3
接続を確認すると、各コンポのチェックが黄色になり、新しいファームがあることを教えてくれます。


Di2etb4
各コンポのファームアップは少し時間が掛かります。


Di2etb5
終了するとチェックは緑に。


Di2etb6

Eチューブで色々カスタマイズできます。
実際の切り替えはジャンクションAのモードボタンで操作します。
マニュアルモード(通常のDi2操作)、シフトモード1、シフトモード2 の3つから選びます。
予めPCやスマホ・タブレットでシフトモードの設定をしておきます。

現在の初期設定では
シフトモード1 セミシンクロ
シフトモード2 フルシンクロ
セミシンクロは左スイッチでフロントを強制的にインナーに落とすと、リヤがトップ側に少し自動的に戻る機能です。
フルシンクロでは右スイッチだけで、フロントも自動的に連続したギヤ比で使えます。
(フルシンクロで左スイッチで強制的にフロントを動かすこともできます。ただしリアは無追従)
今回、シフトモード1をいじって、フルシンクロでアウターx最大ローまで使えるようにしてみました。
シンクロが動くタイミングも色々いじれます。
このあたりは、実際に使って、使い勝手のいい設定をみつけてください。

2019年3月23日 (土)

Di2のANT接続と隠しスイッチ

 シマノDi2ワイヤレスユニットはbluetooth LE通信でスマホ・タブレットとつながり、ANT+通信でサイコンGPSパワーメーターなどとつながります。
・今回はANT+通信の設定のしかた。
・Di2のSTIレバーでは先端に隠しスイッチがあって、そこで無線でサイコンのページをめくったりラップスイッチできたりします。
そちらの設定方法も。

 ANT+通信の接続方法
1)サイクルコンピューターを接続モードにします。
2)・Di2外装式バッテリーをご使用の場合
ワイヤレスユニットにエレクトリックワイヤーが接続されている事を確認し、その状態で外装式バッテリーをいったん取外し、再度装着してください。

・内蔵式バッテリーをご使用の場合
ワイヤレスユニットにエレクトリックワイヤーが接続されている事を確認し、その状態でワイヤレスユニットに接続されているエレクトリックワイヤー(2本)をいったん取外し、再度接続してください。
 送信側はコレだけ。


P2038575
 サイコンなど受信側は様々です。
 ガーミンではDi2の無線を拾って、勝手にDi2画面が出ていました
しかしパイオニアのサイコンは設定しないとDi2を表示しませんー。


P2038576
新センサー接続で


P2038578
下の方にDi2があるので、チェックを入れて検索です。


P2038577
検索すると


P2038579
Di2を認証します。新規センサーなのですねパイオニアさんにとって。


P2038580
ディバイス番号と「OK」が入ればOK。

P2038581
最初の画面にDi2が追加されました。
次は実際のディスプレイ表示を設定します。
これもガーミンは自動的にDi2ページができていましたが、パイオニアでは手動で作ります。
P2038587
ディスプレイ面はたくさんあります。第一がパワーメーター。2ページ目がサイコン画面。Di2情報は3ページ目に設定しましょう。(設定しないとDi2は表示されません。3ページをカスタマイズします)
変えたい箇所を長押しすると設定できます。
3ページをカスタマイズしてDi2のギヤポジション(右上)、バッテリー状態(左下)、標高(右下)にしてみました。
-1m? ZENは水面下か?いえいえ、前日はゼロだったですが、気圧が変わってきたのです。
---------------------------------------------
P2038588
Di2の隠しスイッチ=リモートスイッチ。
これでSTIレバーを離さずに、パイオニアのサイコンを無線で操作できます。
その設定。


P2038582
次はDi2のリモートスイッチとの連携です。
最初のメニュー画面>セッティング>デバイス>Di2リモートスイッチ

P2038583
Di2のリモートスイッチ
右短押し、左短押し、右長押し、左長押し、計4つのコマンドを選べます。
これはデフォルト画面。各コマンドを選び、操作を関連付けします。
各自の使い勝手のいいように。


P2038584
右長押しの内容をここから選ぶ
「ページへスクロール」とはページめくりのこと


P2038593
しかしシマノのレバーのスイッチで他社のサイコンを無線で操作できるなんてすごいことですよね。
STIの頭にあるスイッチ、ブレーキブラケットを握ったままサイコンをいじれるってことですから。

2019年3月22日 (金)

Di2ワイヤレスで設定

シマノDi2新型ワイヤレスユニットを装着すればiPadやスマホからデジタルカスタマイズできます。
デバイスにアプリを入れておきます。
iPad用、iPhone用、アンドロイドタブレット用・アンドロイドスマホ用があります。
1.設定を行う前にスマホやタブレットのBluetooth機能をオンにします。
2.E-TUBE PROJECTを起動させ、Bluetooth接続待ち状態にします。
3-1.ジャンクションA:緑色LEDと赤色LEDが交互に点滅し始めるまでジャンクションAのボタンを押します(0.5秒以上2秒未満 ※2秒間以上押し続けると別モードになります。)
3-2.インフォメーションディスプレイの場合は液晶に[C]が表示されるまでモードスイッチを押します。⇒自転車側が接続準備状態となります。
⇒E-TUBE PROJECTの画面上にユニット名が表示されます。
*パスコードは000000 ゼロ6個 がデフォです。
4.画面に表示されたユニット名を選択します。
Tbc01
カスタマイズ>シフトモード設定

Tbc02
こちらの画面で設定します。
ジャンクションA(ディスプレイ)のモードボタンで、シフトモードのS1もしくはS2に変更可能なので、それぞれの内容を設定します。
設定を保存しておけば、タブレットで切り替えがカンタンに可能です。
ビックリマークは設定するときに歯数が違ったりすると「使えませんよ」と出てくるようです。



Tbc03
下段の設定したファイルをS1やS2にドラッグして上書きする。
マニュアルが自動的に出てくるので分かりやすい。

Tbc04
シフトのタイミングを細かく設定できます。
これは50Tアウターで徐々に軽くしていき、25Tから軽くすると28Tには行かずにフロントが34Tに変わり、リアが2段戻って21Tに入る設定。
シフトアップでは、インナーxローから重くしていき、15Tの次でアウターに上がってリアは2つ戻るとこ。

Tbc06
作業完了したらBluetooth接続を必ず解除しましょう。
解除しないと動きません!
コレ忘れる人がすごく多いです。
さらに接続を解除せずにワイヤレスユニットを使用すると、バッテリー消費量が高くなる可能性が あります。


ワイヤレスでカスタマイズする時は、ネットと切れない環境、デバイスとメカが断絶しない環境で行なうことが大切です。
Wi-FiやBluetoothの接続が途中で切れたりするとファームウェアが破壊されたりして、かなりやっかいなので御注意です。

ことにファーム更新は時間が掛かるのでトラブルになる可能性が大きいです。PCと有線で繋いでするべきです。
無線の時はファーム更新はスキップするのが無難です。

2018年3月13日 (火)

Di2デジタルカスタマイズ・レバースイッチ役割変更

P2108637  シマノDi2ではシフトレバー(スイッチ)の役割を簡単に変えることができます。
右レバーでフロントディレイラーを操作して、左でリアにもできるし、右指が不自由だ ったら左だけで全ての変速をすることも可能になります。
 ビギナーが戸惑うことの一つに、リアレバーは大レバーで軽くなるけど、フロントレバーは小レバーで軽くなるという矛盾からも開放されます。
 各自の使い勝手にカスタマイズできるのは楽しいですね。

 今回のカスタマイズのご要望は、冬の分厚いグローブだと誤操作しがちなのでその対策です。
普通のワイヤー式STIレバーはブレーキレバー自体が変速レバーですが、Di2ではブレーキレバーはブレーキのみです。内側に二つのレバースイッチXとYで行ないます 。
 つまりワイヤー式では2レバーなのですが、Di2では3レバーなので奥のスイッチはグローブによっては押しにくいのです。
シンクロ変速してるので、基本、リアのシフトダウンとシフトアップがあればOKです。それを左右ともに手前のYスイッチにして、奥のXスイッチは左右ともフロントに割 り当てます。  
つまりシンクロのシフトアップとダウンを左右のレバーの手前スイッチYで行ない、押しにくいXスイッチはフロント強制のときのみしか使わない設定にするのです。
 レバーの左右で、シフトダウンとシフトアップどちらにするかが自由ですが、実際のギヤは外側(右側)がハイで、内側(左)がローなので、右レバーがトップ側へのシフトアップで、左レバーがローへのシフトダ ウンにしました。
手前のYスイッチがリア用で、奥のXスイッチはフロントでやはり右がシフトアップで、左がシフトダウンに割り当てます。


P2048599  自転車のジャンクションAとPCやタブレット・スマートフォンと接続してアプリケーション上で設定します。
 接続には内装バッテリー充電器SM-BCR2もしくは外装用インターフェイスSM-PCE1、または無線の場合はワイヤレスユニットが必要になります。
 必要なアプリケーションは E-TUBE PROJECT
DI2のファームウェアの更新や設定、カスタマイズを行えます。
ソフトのダウンロードは以下で
シマノE-TUBE PROJECT本家
  http://e-tubeproject.shimano.com/guide/?lang=ja


P2048595  まずつないだシステムが確認されます。 ファームウェアのバージョンアップ通知があるのでバージョンアップします。
更新が終わったら、これを完了して、カスタマイズ画面にいきます。
 更新は無視しても次に進めます。


P2048596 1. メインメニュー画面の[カスタマイズ]をクリックします。
2. カスタマイズメニュー画面には、[ディスプレイの設定]、[スイッチ設定]、[フロントディレイラーアジャスト設定]、[リアディレイラーアジャスト設定]、[多段変速設定]があります。
  [スイッチ設定]をクリックします。
↑がデフォルト画面。
繋いでるメカによってこの画面は変わります。 今回はロード用STIレバー。


P2048597  まずは左レバーから。 図のグリーンのスイッチYをリアのシフトダウンにして、奥のXスイッチはフロントシフトダウンに割り当てます。
 シンクロ基本なので、左右ともに手前Yスイッチのみメインで、フロントはふだんは使わず、強制落としの時のみです。
なお用語の確認しておきます。
シフトアップ:重いギヤへ
シフトダウン:軽いギヤへ


P2048598  右レバーはフロント・リア共にシフトアップにします。 手前Yレバーがリア・シフトアップです。
 左右ともに設定したら、下の設定を押して完了しないと、反映されないです。
 なお、「デフォルト設定に戻す」ボタンがあるので、簡単に戻せます。

2017年6月20日 (火)

シマノDi2、外付け内装バッテリーの外し方

 近年、航空機利用の手荷物持込の制限はかなり厳しくなっています。
刃物類の持込はもちろんですが、カウンターで預ける荷物の方の問題です。可燃物類!

 100円ライターも預けるのはNGで、持込ならOK。
リチウムバッテリーにも矛先が向けられています。事故で発火してしまうプアーな製品もありますからね。
で、トバッチリがシマノDi2バッテリーにも向けられています。
担当官の裁量や空港によってファジーな時期もありましたが、締め付けの方向に動いているようです。
 自転車はカウンターで預けますが、バッテリーは機内持ち込みに!
 さらには、航空会社によってはバッテリーの安全性証明が必要な場合もあります。
出力、容量、絶縁性能に関する国連検査証明書UN38.3の提示がいる場合があるということです。
シマノに問い合わせると証明書をFaxで送ってくれるそうです。そのうちダウンロードできるようになるのじゃないかな。
没収されそうになったら、水戸の印籠のように提示してくださいー^^;
ってことで、持ってると安心ですね。

 で自転車は預けて、バッテリーを外すのですが、シートチューブに内装した物はちょっと手間ですね。
内装バッテリーを外付けするメリットは他の項目で書いたのでそちらを読んでください。
外付け内装バッテリーは簡単に外すことができます。

必要な工具
・2mmヘックス(アーレンキー:六角レンチ)
・シマノDi2配線工具 TL-EW02

1)キャップを外す。
P6204128
P6204129
2)ケーブルを専用工具で外す。
P6204133
工具には裏表があります。凹んでいる方を使います。
抜こうとするとバッテリーも上がってきますので指で押さえて。

3)バッテリーを外します。
2で抜けてくるので、そのまま引っ張り上げます。
掴みにくかったら、底のコードが出入りしてるホールから細い棒のような物で押し出します。
P6204135
収納にはジップロックなどでネジなどが無くならない様にしましょう。
P6204136
4)バッテリー取付の前に、コードの位置をこちらに押し付けた方が入れやすいです。
接続端子の開口部は上向きにします。
P6204139
5)端子にコードを接続。
工具のスリーブに入れて、パチンと音がするまで押込みます。
P6204141
6)キャップを取付終了。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Di2内装バッテリー外付けケースのキャップが全部閉まりきらない場合は、接続端子の開口部が上向きになっているか確認してください。
 開口部の末端はケースのフチとほぼ同じ高さです。それよりも出っ張っていたら、
バッテリー下部のOリングが脱落して中に落ちていて、それが邪魔してバッテリーが底まで達していないで、キャップが完全に閉まらないというトラブルがありました。
Oリングをビニールテープでカバーしておくと脱落を防げます。ダイソーのビニールテープは薄っぺらくてちょうどいいです。厚いテープだと出し入れしにくくなるかもしれません。
テープにはシリコングリスを塗って滑りをよくしました。
P6234193

2017年5月25日 (木)

Di2デジタルカスタマイズ・シフトモード設定

 Di2シンクロシフトで、ギヤを軽くしていき、あるスプロケットまで来たら、フロントがローに自動的に落ちて、リヤが重い方へ自動的に少し戻る。
 そのフロントが落ちるタイミングを自由に選べます。

 ブルベに意欲的なMさんはしばらくデュラDi2シンクロシフトで走ってみて、もう少し早いタイミングでフロントを落としたいと思うようになりました。

 PCと繋いでデジタルカスタマイズです。
PCとロードとつなげると、接続確認されます。
Di2fwu1
ファームがUPされていないパーツには黄色のチェックが入ります。

今回バッテリーBT-DN110とコードレスユニットEW-WU111が該当します。
Di2fwu2 ファームをUPするとチェックがグリーンになります。
バッテリーBT-DN110のファームが4.34とコードレスユニットEW-WU111が4.2.3になりました。

 次は本題のフロント変速タイミング変更です。
デフォルトでは、マニュアルモード、シフトモード1がセミシンクロ、
シフトモード2でシンクロ、最大ローギヤの一つ手前でインナーに落ちて、二つ戻る。
という仕様です。
(ディスプレイモニターでのMTBコンポではシフトモード1と2もフルシンクロで、変速ポイントの違いでした)
Di2fwu3
上がデフォルトの仕様
実際の作業はディスプレイ上の希望のスプロケをクリックするだけ。
前が小さいギヤになったさい、後スプロケットのドコに変わるかも指定できます。
今回、最大ローギヤの二つ手前でインナーに落ちて、二つ戻るようにしました。
下の画面
Di2fwu4
なお画面のギヤ数は実際と異なります。
先日はガーミン内のギヤ数を変えましたね。あちらは実際に関わってくるけれど、今回はPC内だけのことです。

2017年3月28日 (火)

トライク・コブラ内装変速Di2化、モーターユニット

 青いトライク・ヴァイパーの外装11速Di2化に続き、今度は
オレンジのトライク・コブラ、内装変速Di2へのカスタムです!
サイクリストは外装変速機の方を好まれますが、それは段数の少ない時代からの引きずりで、現在、段数では満足のいけるレベルにあります。
 内装のメリットはチェーントラブルが少ない。
止まっていても変速できる。
 ヨーロッパでは内装変速は人気があります。

 カスタム依頼のS氏はすでにMTBを内装11速に、ロードを内装に改造してあり、内装の良さを知り尽くしています。さらにDi2もロードのフィブラとアンカーをカスタムしてるので、こちらの良さもわかっています。
 3輪リカンベントのトライクではチェーンが長く、重くなるので内装は威力を発揮します。
また、変速レバーをDi2にするとかなり使い勝手がよくなりますねー。

 

P4032422

 今回内装変速にするので、ホイールから新しくします。

 内装Di2では、ディレイラーに相当するモーターユニットMU-S705で変速しています。
後輪ハブの外側にセットします。
Mus705

 発注したブツが来てアレレ?!
11速用が着ました! 8速が欲しいのでしたが(><)
上の画象の本体裏にも11Sのシールがあります(><)
専用なの? 兼用じゃあないの?ディーラーカタログでは「11S/8S」となっています。
ハブのように違う品番ではないの?
P3272377
これは実は兼用で、本体は11速にも8速にもなります。
E-tubeでPCと繋いで、内部をエレクトリカル・カスタムで変更するのです。
本体に切り替えスイッチがあるわけではないです。

 まだパーツを集めている段階なので、モーターユニットとモニターだけE-tubeでPCと繋いでいじることはできるのだろうか?
モーターユニット~ジャンクションA(今回はディスプレイSC-MT800)~内装バッテリーチャージャー(SM-BCR2)~PCと繋げます。

P3272374
 E-tubeソフトを立ち上げると、まずバッテリーチャージャー(SM-BCR2)のファームアップが始まります。
 その後、システムが完全ではないとか、新しい内装バッテリーもしくは新しい外装用バッテリーホルダーを繋げろとか、文句を言われますが、大丈夫、無視して先に進みます。

 今度は繋がっているシステム、モーターユニットとディスプレイSC-MT800のファームアップをするか聞いてきますので、それぞれバージョンアップしました。
モーターユニットは2.2.1から2.4.4
ディスプレイは4.0.9から4.2.3へ
Etube_sty_fup
 今度はメインメニュー画面から「カスタマイズ」をクリックして、「モーターユニット段数設定」をクリックして
Etube_sty_p4
11速か8速を選びます。
無事に8速化されました。
Etube_sty_dansu

 なお内装Di2では変速調整は無用とのことです。

変速レバーはスイッチなので、8速用も11速用もないです。
今回もロードTTバー先端スイッチを使います。
モーターユニット(変速機)で段数を決めれば良いのです。
 そう考えていくと、ロードやMTBのDi2もデジタルカスタマイズで5速でも6速でも7速でも可能になるのではないでしょうか?そんなことができたら面白いですね。

P4022421

ホイールを手組みして、ハブにスプロケット18T、モーターユニット、ディスクブレーキ用ローターを組込みます。

 

Di2int8hisen

 内装変速の場合、チェーンで駆動してる必要はないので、自転車にセットする前に試験運転ができます。
スイッチからジャンクションA(スイッチ付属コード)、
ジャンクションAからジャンクションB(1m),
ジャンクションBからモーターユニット(1m)とバッテリー(20cm)に繋げます。
カッコ内はコードの長さです。

 

 

P4062465

 バッテリー表示、段数表示のモニターディスプレイSC-S705.はジャンクションAの役目も!

 

P4062464

 右のジャンクションAはモニターディスプレイSC-S705.これは2ポートのアルフィーネ用。
左のジャンクションBはSM-JC41コードフレーム内装用ジャンクションです。4ポート

 

P4062482

 ストレートエンドではチェーンテンショナーが必要です。今回はフロント3速があるのでなおさらテンショナーは必要です。 RDをそのまま流用することも可能。 ワイヤーで引いて位置を固定しないとなりません。

 

P4062486

 トライクのハンドルは左右にある立ってるバー。デフォではグリップシフターでした。バーコンにカスタムしてあるけれど、やりにくいです。やはりDi2スイッチが理想的です。
前回の青いトライクではFDとRDともDi2でフルシンクロシフトだったので、1ボタンスイッチ左右ペアでしたが、今回は2ボタン(TTハンドル用)スイッチが右だけです。
(フロントはワイヤー式でグリップシフターのままです)

 

P4062481

モニターはこの位置。右ハンドル下部です。

 

P4062480

 ジャンクションBはフレーム側面シート下位置に。両面テープとタイラップ止め。

 

P4062479

 バッテリーは外装用をシートフレーム裏に。
前回の青いトライクでは同じ位置に内装バッテリー外付けケースで付けましたが、今回はオーナー様が使ってるロードDi2のバッテリーを流用してるので外装バッテリーです。
バッテリーホルダーはロングタイプが付けやすいです。アタッチメントバンドはキャットアイの取付バンドSP-5

 

P4062485

 内装8Di2x外装3速FDトライクの完成ですー!!

2017年3月 9日 (木)

Di2とガーミンとの連帯、ギヤ歯数を修正

P3052013_2
    シマノDi2とガーミンGPSサイコンとは無線でうまく連帯してくれています。

Di2のバッテリーの状態、入っているギヤ位置、ギヤ比をディスプレイしてくれています。
変速したとたんにディスプレイ上も変わるのは感動的です。
 しかし!良く見ると、前アウター53T!? ありゃ! 53Tでなく48Tなんですけど^^;
スプロケットもギヤ数が違います(><)
入ってる段位は合っていますが、実際のギヤ歯数とモニター上の歯数が違います。
 Di2コンポの情報は、ICが入ったRDやFD、スイッチなどの情報は流れているのですが、流石にスプロケットやスギノのクランクセットは無関係です。
 これらにICを仕込んで、他は使わせないなんてことしないでくださいよ。シマノさん。スギノを使うのはデュラに使いたい歯数が無いからです。

 ってことで、正しいギヤ数をどこかでインプットしなくてななりません。
  最初はDi2をPCに繋いで、PC上から修正するのかと思っていましたが違いました。
  ガーミンの方で修正します。  ガーミンも機種によって違うかもしれません。

今回はエッジ810Jです。   「バイクプロフィール(BIKE PROFILE)」という項目があって、特に複数台の自転車をに使いまわしするさい、個別の積算距離を管理したり、自転車の重量等を設定して おけます。  てっきりこのバイクプロフィールからかと思っていたら、これも違いました(><)
 なんと「センサー詳細」で設定します。
その方法は
1)ステータス(一番上の行)をタップしてペアリングページを開けます。 P3062035
P3062034
  2) バイクセンサー>Di2>センサー詳細 をタップ P3062033
  3)センサー詳細には色々な項目があります。 そこからフロントギア、リアギアをそれぞれタップして設定します。 P3062032

4) リアギヤをタップするとこの画面。
ここから1枚づつタップして設定します。

P3062031

5)フロントもリアも一枚づつ、この電卓のような画面で設定します。 スプロケットは11枚あるので手間がかかります。 今回、トップ側5枚はデフォルトと同じなので助かりましたが。
P3062029

P3062028
6)無事にディスプレイ上に正しいギヤ歯数が表示されました。 P3062040

2016年12月31日 (土)

Di2電動変速シンクロシフトとは

 Di2電動変速は、確実な変速を、小さな力で素早くやってくれる魅力は、ギリギリで走ってる人には大きな魅力になっていますが、さらにプラスアルファな機能も素晴らしい。
 通常の電動はマニュアルシフト、それに対して、オートのシンクロシフトとセミシンクロシフト! 

 シンクロシフトは、端的に言えば、リアレバーだけでも、フロントを自動で動かし、連続したギヤレシオで変速していけるシステムです。
 通常はフロントを軽くすると、ギヤ比落差が大きいから、リヤを少し重くしますが、それを自動でやってくれます。
 フロントを操作してリアを追従させるセミシンクロモードもありますが、フルシンクロモードでは、片方のレバーの2ボタンのみでOKです。
 ライダーはギア比を上げるか下げるかの操作だけで、前後ディレイラーを別々に操作することから開放されます。
 シンクロシフトは2015発表のMTBコンポXTR2016モデルから搭載され、2017ラインナップではデュラエースやアルテグラやXTでも可能となりました。

 Di2では自分でボタンの役割設定ができるから、右の二つのボタンとも「ギヤを軽くする」にして、左ボタン二つを「ギヤを重くする」に設定して使うこともできるだろうし、フロントブレーキコントロールを重視する人は、左の二つのスイッチで操作することも選択できるだろう。
 現在手がけている三輪トライクの操縦桿ハンドルでは、TT用バーコン型スイッチをワンボタン左右ペアで使う予定。

 なおDi2では変速タイミングを自分で設定もできるけれど、プリセットで二つのモードが用意され、選ぶことができます。 それが下の図:シンクロマップ。

シンクロマップ・トリプル
ヨコが前ギヤ。C:アウターギヤ。B:センターギヤ。A:インナーギヤ
タテがリアスプロケット、1がローギア、11がトップ
グレーの矢印が軽いギアへ、黒矢印が重いギアへ。
トリプルのシンクロ1と2では、アウターx最大ローには入らない設定です。伝達効率が悪いし、チェーンとスプロケットへのダメージが大きいからです。
 軽くする流れは1も2も同じ。
最大ローの手前でフロントがセンターに入り、リアが一段重くなります。
センターでは3→2→1と変わり、今度はインナーに落ちて、リアが一段重くなります。
 重くする流れが、モード1と2で前ギアが隣へ移るタイミングが変わってきます。

Cynmpt
ダブルのシンクロシフトマップ
 Wではアウターxローに入ります。さらに軽くすると前がインナーに落ちて、スプロケットは1段重くなります。

Cynmpw
 なおこれらのシンクロシフト1と2、マニュアルシフト(電動シフトをシンクロでなく手動で行なう)はディスプレイモニターを使えば、モードボタンで簡単に変えることができます。
プリセットで入ってるので、モードボタンで選ぶだけ。PCでのセッティングは不要です。
MTBコンポでシンクロモードを使う場合はこのモニター必須です。
Scm9050

ところでシンクロマップを見ていて気付いたのですが、インナーxトップなどのグレーの使わない領域!ここにディレイラーが行かないということは、RDのキャパシティが少なくて済む!=プーリーケージの短いRDでOKということです。
たぶん2018モデルではプーリーケージの短い軽量タイプが発売されるのではないでしょうか?

2016年12月28日 (水)

トライク・ヴァイパーDi2計画、FD取付

トライクをDi2化するにあたって、見落としがちな注意点があった。
フロントディレイラー(以下FD)の取付けはブーム先端のBBから延びる擬似シートチューブ:シートはないからFDホルダーとでも呼ぼうか(もっともBB自体もボトムではなくフロントなのだけど)。通常と較べ高さと下限の制限があります。
 それの制限が、Di2のFDや前ギヤ数によって関わってくるかもしれない。
Bb
上の写真は48x38x28Tで普通のFD、プレートのほぼ横に取付けバンド
ところがDi2のFDはXTRもXTも事情が違ってきます。

Xtrdi2fdband

FDプレートから上に大きくて、通常の取り付けバンド位置が高いのです。
このFDそのものをトライクの48T位置にFDを持って来ようとするとオーバーしてしまいます。
しかし、実は取付けバンドは別パーツで種類があります。
上の装着例に使われているのは、ハイマウントタイプのマウントアダプターSM-FD905-H
Smfd905h
ローマウントタイプのマウントアダプターSM-FD905-Lを使えば解消されそうです。48Tならば。
Smfd905l

ところが!
今回XTのDi2化を検討してるのですが、XTのDi2FDはダブル専用で、トリプルはありません。現時点ではトリプル希望ならXTRです(><)
そしてダブル前ギヤは38Tが最大です。青いトライクのセンターギヤの高さです。
そこまでFDを下げると・・・
Pc250237
今度は下限に支障が??
これはトリプル48TアウターでのノーマルFD位置ですが・・・。
通常はチェーンステイがある位置に、トライクでは角パイプのブームが、ノーマル自転車よりはUP角度で付いています。
写真ではFDのプレートが下がると干渉するように見えますが、角パイプの外側なので大丈夫。そちらではなく、ローマウントタイプのマウントアダプターSM-FD905-Lの下部が干渉してどのくらい下げられるかが微妙です。
下がったら、ハイマウントバンドでも使えるか微妙ですねー。ハイだと付かないかもしれないけど、ローだったら付くことは付く(ギヤ歯先~プレートの間隔はともかく)。
マウントに中間タイプがあったら問題ないのですがね。

--------------------
<追加>
さて実際は!
・48Tアウターではローマウントでこの位置。
ハイマウントは不可ですね。
ローマウントでFD上部がかなり上に出っ張っていますが、その部分はシートチューブの支えや突っ張りはないので、これでなんとか大丈夫。
P1050500
・ダブルで38Tアウターに合わせて、ローマウントでこの位置。
下との干渉はまったく問題なかったです。
ハイマウントでは無理そうですね。
トライクにはローマウントタイプで!
P1060506

--------------------
最終的に必要なパーツ
(ただし、3x9速⇒2x11速化も含まれる)
・DHバー用リモートシフター SW-R9071 ¥28823
・ディスプレイ SC-MT800 ¥14254
・ビルトインバッテリー BT-DN110 ¥14412
・バッテリーホルダー SM-BTC1 ¥7812
・内装バッテリー充電器 SM-BCR2  ¥9669
・コード EW-SD50 1400mm ¥2,465
・コード EW-SD50 1200mm ¥2,417x2
・コード EW-SD50 550mm  ¥2,252
・コードジョイント
・RD RD-M8050 Di2 GS ¥29,743
・FD FD-M8070 Di2 2×11 ¥19,215
・FDバンド SM-FD905 ローポジションバンド¥2,367
・スプロケット CS-M8000 11S 11-42T ¥10,322
・チェーン CN-HG601 11S ¥2,638x2
・クランクセット FC-M8000 28×38 170 11S ¥20,532
・BB BB-MT800 BSA BC137 ¥2,711